暑い時期のイベントの熱中症対策で気をつけること

似顔絵のこと

梅雨が明けて、いっきに夏がやってきました。
名古屋の夏は35℃前後が割と普通で、連日猛暑日、熱帯夜がつづきます。
そんな夏はお子さん達は夏休みがあり、大人もお盆休みが控えていて、イベント業としては賑やかな時期の1つです。

そんな夏ですが、実は似顔絵師にとってはとても辛い時期なのです。
普通に生活していてもしんどい時期ですしね。

私は、十年程前に熱中症にかかった事があります。

真夏にテントの下(日陰、水分は多めに取っていた)で1日ひっきりなしに似顔絵を描いていたことがありましたが、終わった瞬間に頭痛、吐き気、めまい、鼻血が出るという熱中症(今思えば中度)にかかったことがあります。当時は今ほど熱中症について知られていなかった時代だったのもありますが、ホントにしんどくて1週間ほど寝込みました。

熱中症にかかったことのある似顔絵師として、熱い時期に似顔絵師を呼ぶ・呼ぼうと企画しているクライアントさんにイベント時の熱中症対策として気をつけていただきたい事を3つお伝えします。

それは、、、

①なるべく涼しい場所でやる
②休憩時間をこまめに入れる
③冷たい飲み物をご用意下さい

なるべく涼しい場所でやる

炎天下はもってのほかです!!
似顔絵師もしんどいですが、お客さんもしんどいです!!
描くのに時間がかかりますし、その間その場にいてもらわないと描けません。

いっくら帽子被って、扇風機置いても、水分取っても、熱中症になります。

じゃあテントがあれば大丈夫でしょ?って思うかも知れませんが、私はテントの下で熱中症になりました。

一番いいのは屋内です。エアコンの効いている、直射日光の当たらない場所がいいです。

涼しい場所がいいのは、熱中症対策だけでなく画材も暑いと扱いづらくなるからです。

作家によって使っている道具は違いますが、筆ペン、コピックなどのペンは暴発します。
クレヨン系のものは熱で溶けてしまいます。
そのため、クオリティーや時間がかかってしまうのです。

休憩時間をこまめに入れる

折角、イベントをやるのだからたくさんの人を描いて欲しいと思うのがクライアントさんの願いだと思います。しかし、熱い時期は5分とか10分の細かい休憩を多めに入れていただくことをオススメします。

似顔絵師の体調が悪くなると、どんなにがんばろうとしてもスピードもクオリティーも下がってしまうのでお客様に喜んでいただきにくくなってしまいます。

冷たい飲み物をお願いします

イベントに参加するときは自分たちでも、合間に飲む用のドリンクを持って行くことが多いですが、さすがに夏の時期はすぐにぬるくなってしまいます。
そのため、特に午後からの時間帯に冷たい飲み物をいただけると生き返るので喜びます(笑)

 

最後に、連日暑い日が続きますが、イベントは長時間実施が多いです。似顔絵師を含めた演者にもスタッフさんにもお越しになるお客様の為にも熱中症対策はどうぞ万全に。

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