似顔絵業界にも協会があります。
2018年現在2つ。
NPO法人 日本似顔絵アーティスト協会と
一般社団法人 日本似顔絵師協会。
NPO法人 日本似顔絵アーティスト協会
2015年に設立。
◆ 活動目的
似顔絵の価値創造と認知拡大
似顔絵師の技術向上支援
国際大会開催による地域振興と文化国際交流
◆ 活動内容
似顔絵大会の計画と運営管理
日本全国における似顔絵勉強会の実施
その他目的を達成するために必要な事業
日本で活躍する似顔絵アーティストが
理事を務める協会です。
日本大会は米国に本部を構えるISCA(国際似顔絵師協会)
日本支部という立場もあるので
2年に1度ペースで日本大会「JAPAN GRANDPRIX」が実施されています。
ISCAは毎年アメリカ(開催地は毎年変わります)で開催され
全世界からたくさんの似顔絵師が集まる大会です。
その他に
アーティストネームでの入会が可能。
大会の他に年数回全国各地で勉強会、セミナーも実施。
(過去には東京、大阪、名古屋、福岡、仙台)
一般社団法人 日本似顔絵師協会
2013年設立
■ 目的
似顔絵、肖像画、その他の美術の文化を発展させるため、似顔絵師、イラストレーター、画家、漫画家、版画家、書家、彫刻家、その他の著作者の権利と利益及び職能を擁護し、著作物の公正で広範な利用に努め、文化及び芸術の振興に寄与することを目的とする。
多数の検定ビジネスをされている牧野氏が設立した協会で
似顔絵検定もやっています。
設立当初に当時すでにプロとしてやっていた似顔絵師が
推薦という形で公認似顔絵師になった他
今は検定1級合格された方が入会していることが多いようで
プロというよりはセミプロもしくはこれからプロになりたい方の多い協会のようです。
こちらはアーティストネームのみでの入会は不可。
本名の横にペンネームという形で表示されます。
2013年には第1回 中日ドラゴンズ似顔絵展、第1回現代相撲絵展を開催。
http://www.nigaoe.or.jp/
2つをご紹介してきましたが
なつめは現在、日本似顔絵アーティスト協会会員です。
日本似顔絵師協会は推薦枠で公認似顔絵師いただきましたが
アーティストネームのみの表記ができないために入会しませんでした。
ちなみに、本名をばらすことに抵抗があるわけではありませんが
アーティストネームでお仕事させていただいているのでというのが理由です。
協会について書いてきましたが
似顔絵師は資格などいらない職業です。
逆に検定を取ったからといって成り立つ仕事ではありません。
似ていてお客さんに喜んでいただける物を
ご提供出来るかどうかが
この仕事の醍醐味であり難しいところです。
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